私たち、JDBAが普及すべきことはドッジボールそのものではありません。では、何か? それはルールに込めた理念「自主性、つまり自分で感じて考え行動すること」「自己責任、つまり自分の行いに責任を持つこと」「向上心、つまり常に前向きに努力する姿勢」これらの大切さを普及することこそ、私たちの目的です。特に、次世代を担う子どもたちに、ドッジを通じそれらを伝えていくことが大きな使命なのです。
◆ルールに込めた理念
私たち、JDBAが普及すべきことはドッジボールそのものではありません。では、何か? それはルールに込めた理念「自主性、つまり自分で感じて考え行動すること」「自己責任、つまり自分の行いに責任を持つこと」「向上心、つまり常に前向きに努力する姿勢」これらの大切さを普及することこそ、私たちの目的です。特に、次世代を担う子どもたちに、ドッジを通じそれらを伝えていくことが大きな使命なのです。
◆ドッジが最適
他のスポーツや遊びでも、私たちが目的とする事柄は伝えられると思います。しかし、ドッジが最適であるのは、その間口の広さにあります。ひとつに、3世代、4世代に渡り実体験があるということです。しかも男女を問わずです。その実体験をもとに家族が話し合えるような種目は他に見当たりません。
◆マイナスをプラスに
◆社会人として、人として
◆目的と目標
◆統一ルールの必要性
例えば(2)、ダブルパスの禁止。簡単に言えば、自分の代わりにボールを投げてもらうことを禁止しました。これにはふたつの理由があります。
ひとつは、いくら逃げることが上手であってもボールを手にしてしまうことはあります。そのとき、他の誰かに代わって投げてもらってばかりいたらどうでしょうか? 人生において好むと好まざるとに拘わらず、様々な出来事が我が身に降り掛かります。旨くかわすこともできるでしょうが、すべてがそう旨くいく訳ではありません。最後は自分の力で切り抜けなければならないのです。だから、どんなひょろひょろ球であっても自分の責任で投げ切らなければならないのです。またそうすることにより、達成感を味わってほしいのです。
ふたつ目の理由は、本来あるべきリーダー像の確立です。能力の高い選手が自らは動かず、ボールを仲間に集めさせ投げるだけでは、それは単なる傲慢なプレーになってしまいます。能力に優劣があるのは当然ですが、リーダーとは人一倍働き、その行いを周囲に認められた者を意味します。リーダーとは決して楽をしてもよいという存在ではありません。
例えば(3)、外野のワンタッチ。このルールについては賛否の意見があります。ひとつ決め事をすると、プラス面とマイナス面が生じます。なかなかすべてが収まるというのは難しいかもしれません。その場合、迷いなくプラスに作用するものを選択します。そのひとつがこのルールです。外野の選手はとにかく頑張ってワンタッチすることによりマイボールにすることができます。“パスミスではないか”という指摘もありますが、仲間のミスを積極的にカバーする行為を促す方が、より意味のあることだと思うのです。
…などなど、私たちのドッジのルールには様々な理由が、その柱となっています。
◆いつまでも
◆私たちは社会に貢献しているという自負