ドッジボールを楽しむために選手のみなさまにお伝えしたいことをお知らせします。
今後ドッジボールというスポーツが成長するためには、ドッジボールをやっているみなさん、小学校を卒業してもなお、ドッジボールを続けているみなさんを含めたドッジボールを支え、また魅力を広く伝え、ドッジボールが『遊び』ではなく『競技』としての認識を広げていかなくてはいけません。
そこで、日本ドッジボール協会は協会設立20年が経ったいま、『小学生のレクリエーション』から『小学生のスポーツへ』、ドッジボールという『遊び』を『競技』へ、大人においては『懐かしい遊び』から『みなさんが楽しめるレクリエーション』、そして『迫力のあるスポーツ』として変わる必要があると考えます。
もちろん、競技性を高めるだけでなく、『ドッジボール』というスポーツを統括している団体として、『遊び=レクリエーション』としてのドッジボールから、『競技=スポーツ』としてのドッジボールまでのすべてのドッジボールを含めて育てていかねばなりません。
そのためには、これまで以上にみなさんの力が必要となります。会員としてのみなさん選手です。
日本ドッジボール協会を支える登録制度があるのは、主に小学生のチームと審判員しかありませんでした。
みなさんに会員になっていただくことで、日本ドッジボール協会が、選手のみなさんのために活動することを考えることができます。
また、これまでつながりの無かった、少なかったみなさんと日本ドッジボール協会とを、結びつきを強める狙いがあります。
そして、中高生の部活動や、社会人と両立または並行してドッジボールを続けることができるよう、制度の見直しは日々検討していきます。
小学生登録チーム数がいて地域の大会、全国大会が開催されています。スポンサーも付いています。
社会人チーム中高生チームがいれば大会を開催することはできます。
が、ドッジボールの将来の成長、盛り上がり、を見据えたとき、会員としてみなさんとつながり、しっかり会員数を把握し、全国大会の開催、国体での種目開催のため社会人・中高生カテゴリーが自立したカテゴリーにならなければなりません。
なお、収入増加のため、魅力を高めるためスポンサーの獲得を目指すことを収入増加の主眼として、努力を続けてまいります。
カテゴリー |
枠組み |
備考 |
一般社会人 |
個人単位での選手登録 |
2014年度施行 |
中高生 | 個人単位での選手登録 | 2014年度施行 |
小学生 | チーム単位での選手登録 | 現行どおり |
一般社会人の選手は、学業・仕事の都合で、毎回同一メ ンバーが集まらない可能性や、
大会ごとにメンバー編成も異なることが多く、進学や就業で地域を超えた活動を推進するため、個人単位での選手登録といたします。
中高生の選手は、小学生チームや地域チームとの結びつきがあることが多いと思われますが、同一出身チームで中高生チームを構成できない、毎回同一メンバーが集まらない可能性や、小学生チームや地域チームの枠を超えた交流・チーム編成や、大会ごとにメンバー編成も異なることが多いため、個人単位での選手登録といたします。
中学・高校における学業・部活動との両立ができるよう、また、負担を軽減できるよう配慮しています。
小学生の選手は、小学校単位地域単位における活動が主であることに着目し、これまでどおり、チーム単位での選手登録といたします。
例えば、クラブに入団して活動される場合のほか、ドッジボール好きなお友だちが助っ人として一時参加する場合などチームで登録していただくことができます。
他スポーツにおける、ドッジボールと同じようにプロではなく、定期的にプレイを楽しむ形態を参考に、いつでも、どこでも、だれとでも楽しむことができるよう日本協会としてチーム登録は実施しない方向で検討しています。
中高生や一般社会人において交流のあるチーム同士での合同チームでの参加する際の移籍手続きの省略や、大会ごとに参加メンバーが異なる場合に対応するエントリーシステムの構築の課題、日本代表や地域選抜チームを想定する際に新たな活動主体として個人という概念が生じることがあるためです。
残念ながらドッジボールを部活動としている学校は全国でも稀です。
それでも、ドッジボールを続けたいみなさんのために協会もサポートしていきます。
現在、そのためにどのような施策が効果的であるのかを協議続けております。
今後、日本ドッジボール協会は、海外との交流を含めた活動を推進してまいります。
日本代表について下記リンクよりご覧ください。